☆夢の国へのパスポート☆
横浜ドリームランド周遊券

昭和39年秋…
横浜ドリームランドがオープンして間もない頃

ドリームランドを訪れた親子がいました

その親子がどこに住んでいて、どんな名前だったのか
今ではもうわかりません

しかし、楽しかった横浜ドリームランドの思い出は
このチケットの中に残っています





昭和39年、ドリームランドオープンの年に販売されていた「横浜ドリームランド周遊券」を入手しました
大人用と子供用の2冊セットでした

表紙に利用可能期間のスタンプが押してあり、39年11月1日より40年3月31日と書かれています
おそらく39年の秋頃に販売されたものでしょう

入園券と、各アトラクションの利用券がセットとなったクーポンブック形式のものでした
各アトラクションのチケットには、イラストが添えられており、半券を切った後でも搭乗記念として手元に残る形になっています
イラストも、カラーで丁寧に描かれており、当時の雰囲気満点のデザインとなっています
入園券とアトラクションの半分以上は使用済ですが、その資料的価値はまだまだ十分高いものです

興味深いのは、イラストに子供ではなく大人のカップルが描かれているものが多く、
大人も楽しめる遊園地を目指した横浜ドリームランドの姿がそんなところからもうかがえます

はるか40年前に横浜に颯爽と誕生し、そして消えていった横浜ドリームランドの栄光の時代を伝える資料がまた一つ、
私たちの前に姿を現しました



周遊券の表紙:上が大人用、下が子供用でデザインが違う
中のチケット自体は、大人用・子供用と表記されているのみでデザインは同じ




各アトラクション用のチケット

ワンダーホイール(半券使用済)

探検の国巡航船(半券使用済)

月世界探検館(半券未使用)

ロープウェイ(半券使用済)

オクトパス(半券使用済)

外周列車(半券使用済)

ディジィチェア(半券未使用)

スイジングスイング(半券未使用)

ティーカップ(半券使用済)

飛行塔(半券未使用)

西部探検館(半券使用済)

忍術秘伝屋敷(半券使用済)

ビックリハウス(半券使用済)

ピーターパン(半券未使用)

ダブルデッカー(半券使用済)

消防車(半券未使用)

案内図と周遊券の利用規約(表紙裏面)

園内マップ(裏表紙表面)

裏表紙

この周遊券の中で、16のアトラクションの内、使われていない半券が6つもあります

1日で全て回ることができなかったという事は、当時のドリームランドはかなりの混雑だったのでしょう
(潜水艦のチケットが見当たらないのは大きな謎ですが、運休でもしていたのでしょうか?)

オープン直後ですから、開園時間は朝の10時から夜の10時まで
都心からの直通バスも運行され、園内もさぞ華やかだったことでしょう

このチケットの持ち主は親子2人で園内を訪れ、たくさんの想い出を持って帰ったに違いありません
残ったチケットは、また訪れる時の楽しみのためにとっておいたのかも

チケットの有効期間は約5ヶ月ありましたが、持ち主はおそらくその期間には再びドリームランドを訪れることはなく、
残ったチケットは使用されないまま40年の年月が過ぎました

横浜ドリームランドが消えた今、
このチケットはそんな栄光の時代を今に蘇らせるタイムカプセルと言えましょうか

(2004年7月10日ページ作成)